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③吸玉、刮痧療法

吸玉、刮痧療法は中国中医学の伝統的治療法で、簡便なところから中国の民間で広く取り入れられている治療法です。
吸玉療法は、吸玉容器の空気を抜き減圧させて皮膚に吸着させ、一定時間放置する治療法であります。
刮痧療法は、刮痧板を使って患者の胸や背中をこすって体に浸入した風邪湿邪や、毛孔から排出させ、内部の炎症をかるくして治療します。

●吸玉、刮痧療法の特徴
  1. 物理的作用により寒邪を経絡に侵入したのを治療する効果があるため、湿邪を除き、寒邪を追い出し、気をめぐらせ血行をよくします。
  2. 清熱、瀉火の効果があり、全身のだるさや痛み、頭痛、風邪、高熱などにかなりの効き目がみられます。
  3. 吸玉、刮痧療法のあとは、通常皮膚に濃い紫のあとが出来るが風邪や湿邪によるのぼせが激しい症状とされています。
●ポイント
  1. 何回のマッサージを受けてもあまり効かない肩こり、腰痛のひどい方に最適です。
  2. 健康な方でもたまり1回試して首から、背中、腰まで体の疲れの状況が把握できます。
  3. 跡が約一週間自然にきえます、心配いりません。



吸玉容器の空気を抜き減圧させて皮膚に吸着する 一定時間放置するあどの跡。
肩の吸玉。


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